セカンドライフを楽しむ


by chingu-amigo
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本『仏果を得ず』

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三浦しをん作『仏果を得ず』を読んだ。

これは、文楽の世界に単身飛び込んだ若者が、芸に魅せられ芸を極めるべく精進する日々を描いた話だ。

これまで、全く触れる機会もなかった人形浄瑠璃の世界を垣間見ることが出来て、とても興味深かった。

そういえば、昨年だったか、『ぴんとこな』という歌舞伎がテーマのドラマ(原作はコミック)を見て、有名なこの演目はこういう話だったのねと、ほんの少し理解出来たら歌舞伎がとても面白いものになった。

現代劇と違って様式も言葉も異なる伝統芸能は、時代背景やストーリーを理解した上で臨まないと、全くのチンプンカンプンで眠くなるばかりだが、逆にちゃんと理解して見れば、その豊かな表現に感動してきっと面白くてたまらないんだろう。

思い返してみると、私はこうした日本古来の伝統芸とか文化とか歴史などを全く知らないまま60歳まできてしまった。

着物はひとりで着ることは出来ないし、より身近なお茶やお花でさえも、若い時ちょっと囓ったに過ぎないからあやふやだ。
ましてや柔道や空手、国技の相撲にはまるで縁がない。

お寺やお城を巡る旅は好きだが、その歴史には大した関心もなく、大河ドラマを見てようやく時代の繫がりに合点がいく有様だ。
しかもそれすらすぐ忘れる。007.gif

外国人から日本ってどんな国?って聞かれて、歴史や文化をスラスラ答えられる人は一般的に少ないと思う。
語るには知らねばならない。
知ることは自分の知識の間口や奥行きを広げることだ。

今まで縁がなかったこうした伝統芸能の世界も、本やドラマという肩の凝らないきっかけで近づけるのはありがたい。
機会があったら文楽も歌舞伎も見てみたいなぁと思う。
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by chingu-amigo | 2014-09-18 15:26 | 本・映画