45年ぶりの味
2015年 12月 19日
今から45年前、まだ私が高校生だった頃、学校帰りに同級生とよく立ち寄った小さな中華屋さん。
ここで食べるのはいつだって同じ。
「モヤシソバ」
定価100円のところを、我が校の生徒には学割で90円にしてくれたっけ。
…そんな思い出を、卒業後もずーっと交流を続けてきた同級生と話しているなかで、「行ってみようか?」ということになった。
早速インターネットで検索したら、当時の場所から少し移転したものの今も営業していることが判明。
忙しない年末のランチ時、電車を乗り継いで我が母校の思い出の地へ降り立った。
駅舎も街並みも45年前とは様変わり。
駅そばにあったはずの甘味屋さんはもうない。
奥の四角いテーブルに陣取って食べた鯛焼き。甘くて美味しかったなぁ〜
さて、目的の店は、当時より大きくて立派になってました。
生徒に優しかったおじさんとおばさんはもういないだろうけど、商売繁昌してて良かった。🙌
早速開いたメニューには「モヤシソバ」はなく、「サンマーメン」と名称が変わっていました。
同級生曰く、モヤシ餡にはタマゴが入っていたような…?
お給仕してくれた店員さんに聞いても、…???
そりゃそうだ、まだ店員さんは生まれてもいない頃の話。
でも、食べてみて思い出した。
そう!この味だ。
とろみは少なく味は薄めで…
懐かしい…美味しい…で完食!
当時100円が今は税込810円。
45年の間に価格は7倍以上になってました。
by chingu-amigo
| 2015-12-19 18:19
| 美味しいもの